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小松さんのケース

■プロフィール

・名前/小松さんご夫婦

・出身地/福島県(茨城県から移住)

・小山町への移住歴/約3ヶ月

・職業/彫刻家・非常勤講師、学芸員

・簡単な略歴/関東の大学にて芸術を専攻し、結婚を機に小山町へ

 


■移住をしたきっかけ

私は大学・大学院で芸術を専攻して彫刻を学びました。修了後も茨城県にて彫刻家としての制作活動を続けながら、学校の美術の教員を兼任してきました。昨年、結婚したことを機に、夫婦二人で住めるところを探すことにしました。

妻の職場が御殿場にあり、私の職場が首都圏だったことから、どちらにもアクセスしやすい地域であること、なおかつ制作活動をするためのアトリエが確保できることを条件として、昨年の1月頃から探していたところ、たまたま立ち寄った小山町にて良い条件の物件・アトリエを見つけることができ、また小山町では住居の取得の際に、助成金をもらうことができる、ということもありましたので、この春から小山町に移り住みました。

 


■移住をするまでの流れ

始めは神奈川から静岡にかけての、他の市町村で探していたのですが、その後たまたま小山町に立ち寄った際に、移住相談の担当課である「おやまで暮らそう課」をご紹介いただき、窓口にて相談をしたのが始まりでした。

自分がやっていること・求めていることを話し、条件を満たす住居・アトリエを探すお手伝いをしてもらったのですが、その際には本当に懇切丁寧な対応をして頂きましたね。住居に関しては、小山町内でも御殿場寄りであることや、ペットの飼育可であること等の条件を満たす住居を複数紹介して頂きました。アトリエの確保に際しては、地元の土地所有者の方をご紹介頂き、候補地を何箇所か提案してもらい、最終的には町内の業者の方に場所をお借りすることができました。

今の住居・アトリエにたどり着くまでに、メールや電話で綿密なやり取りを重ねて、情報をもらっては現場を確認する、ということを繰り返していたのですが、行政の人が献身的に対応してくれることにとても驚きました。また、芸術作品の制作という特殊な活動をしたい、という意向を汲んで後押しして頂いたことも嬉しかったですし、有難かったですね。

 


■移住の際の心配事

やはりアトリエ…ですね。彫刻家という職業柄、アトリエが必須だったので、それが確保できるかということは大きな課題でした。彫刻では専用の道具を使って加工をするのですが、大きな音やホコリが出るために、それらの問題をクリアする必要がありましたし、材料を幾つも保管しておけるような広いスペースを確保する必要もありました。また、道具の保護のためにも雨風がある程度しのげるところ、という条件を満たす場所を希望していたのですが、これから新しく住む土地で果たして見つかるのだろうか、ということは不安でした。

茨城に住んでいた頃は、大学の先輩が使っていたアトリエ兼住居に住んでいました。また、周辺には芸術家が多く住んでおり、お互いに助け合ったりするなど制作がしやすい環境でした。移住に際して、制作場所を借りられるようなツテや心当たりも無かったので、見つけるのは困難だろうと思っていました。なので、場所の確保と引っ越しまでには長い時間がかかると思っていましたが、「おやまで暮らそう課」の皆様のサポートのおかげで、すぐに移り住むことができましたね。

アトリエという一番の課題がクリアできたので、今や不満はほとんどない…と言えますね。もちろん、地域になじめるかといった不安はあります。自分たちが外部から来ており、芸術の制作活動をしている、という立場ではありますので、地域にとけこむような努力をしていきたい、ということは今後の抱負として考えています。

 


■今後の目標

自然に囲まれたこのアトリエにて、より良い作品を作りたいです。そして、小山町内で芸術家が多数出展するイベントを企画したいですね。小山町に住んでみて、町の良さや素晴らしい環境も知っていく中で、イベントをする上での会場としても、展示してみたいというスペースもどんどん思いついているところです。自分も出展者も町もひっくるめた、全員が本気で実施するアートイベントができたなら、町内での芸術活動も進展していくと思います。妻がもともと学芸員でもあるので、会場やポスターといった準備を含めた、企画から運営までもプロデュースしてやっていきたいですね。もちろん、自分だけでできることには限界もあるので、多くの方と連携のもとやっていきたい、と思います。

あとは、美大生を呼び込みたい、というアイデアもあります。小山町には自然にあふれたアトリエ候補地があり、受け入れてくれるような体制がある、ということを伝えることで、若い芸術家たちに呼びかけていけたらいいですよね。

そして、ゆくゆくは小山町に芸術家が集う空間を作っていければと思います。

 


■今後の移住者へのメッセージ・アドバイス

気になること、疑問に思ったことはどんどん質問したほうが良いと思います。「おやまで暮らそう課」の窓口で相談をすれば、しつこいくらいの(笑)懇切丁寧なサポートを受けることができますよ!

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小松俊介 彫刻家

主な活動経歴

2007  筑波大学彫塑展(湯島聖堂)【〜 ’14】

2008  第23回国民文化祭いばらき・2008/国民文化祭実行委員会会長賞(茨城県立近代美術館)

2009     第73回新制作展(国立新美術館)【以後毎年入選】

2011  筑波大学修了制作展(つくば美術館)筑波大学優秀作品賞(筑波大学収蔵、大学芸術系中庭に設置)

2014  小松俊介 酒井恒太 樽井美波 彫刻展(ギャラリー青羅)

第78回新制作展 新作家賞(国立新美術館)

個展 (ギャラリーなが屋門)

2015  第78回新制作展受賞者展(ギャラリーせいほう)

雨引の里と彫刻 2015 りんりんロード(茨城県桜川市)

 

 

①憶ー夏の跡ー

「憶-夏の跡-」

h180.w83.d80cm、大理石・黒御影石、2014年

 

②憶ーマグノリアー

「憶-マグノリア-」

h37.w75.d73cm、黒御影石、2015年

 

③風をうけてたつ

「風をうけてたつ」

h27.w41.d17cm、大理石、2015年