道の駅ふじおやま

COOPERATION

道の駅ふじおやま

駅長 渡邊 理絵

道の駅駅長という仕事。

現在私は「道の駅ふじおやま」の駅長業務と併設されている「農村活性化センター」の運営業務に携わっています。私自身は町役場の職員です。役場での勤務時代からこの道の駅に関連した業務に携わってきたこともあり、その経験から2016年4月より出向にて働いています。駅長としての業務は、主に物販、飲食、製造に関わる従業員およそ40名の管理とイベント等の企画などになります。道の駅として集客力向上を目的として外部旅行会社などへの営業活動を行いつつ、観光振興、地域振興、ひいては小山町らしいおもてなしにも繋がるイベントを企画運営しています。一方、農村活性化センターではいわゆる6次産業化支援を行っています。実はこちらの製造現場で働いている方々の多くは地元農家の奥様なんですね。そこで、そんな奥様方の知恵をお借りしながら収穫されたお米や野菜を使った加工品を製造してもらい、それらを道の駅で販売。その取り組みを通して6次化の推進を行っていこうという事業を運営しています。

「道の駅」は町の未来を
つくる存在だとも思う。

小山町も他の地方都市同様、さまざまな分野で「衰退」という傾向が現れています。農業では担い手不足の問題、飲食などでは事業そのものが立ち行かなくなるケースも現れています。そんな中、私は「道の駅」という町内では集客力も存在感もある施設を任せていただいています。そんな私にとっての使命は、この施設を活かしながら地元商工あるいは農業事業者の皆さんのバックアップをしていくこと、加えて住民の皆さんの利便性とか生活の向上に貢献して町にいい未来を生み出していくことではないかと思っています。役場で勤務していた頃から道の駅に関連した仕事をしたり、農業振興に関わってきて「この道の駅でもっとこうしたい」「こうなったらいいのに」という思いはずっと持っていました。そういう意味ではいま、駅長として、ここの運営に深く関われることはうれしいですし、ここでの業務を通じて地域住民の方々のご協力も得ながら地域活性化に繋がる取り組みを一つひとつ形にしていけたらと思っています。

本当になってほしい
小山町の町としての形

少々おこがましく聞こえるかもしれませんが「地域の未来を作るのは、行政だけの務めだろうか」ということについて今一度地域全体で考えなければいけないタイミングなのかもしれません。実は今年、この道の駅に集まる農産物を利用して高齢者の方々ご協力のもと学校給食を提供する取り組みがはじまりました。点在する保育園、小学校、中学校への給食提供は決して採算性の高い取り組みではないんですね。それでもこの取り組みが行えた背景には、町の子どもたちのためにと奮起して生産したり、調理してくださる方々の郷土愛とか貢献の気持ちがあるんです。小山はどこか引っ込み思案な風土の土地柄だったりもしますが、だれかの行動力でこの取り組みのような町の中での支え合いがもっともっと広がっていったら素敵だし、いま、小山がそんな町になったらなとも強く思っています。